火野映司にはなれない。
ヒーローになれないのになろうとしてるのいい加減辞めるべきなんだろうけど、どうにかならなくても1人より2人って、そうやってなんとかなったことを知ってるから手を伸ばしてしまう。
でもその手すらも掴めない人もいることをこの2年で知って、その人に無理やりに掴めよ!って言うのも違うんだなぁと。
じゃあそういう人はどうすりゃいいの?ほっとくの?潰れるのを見るの?しゃあないでしょ?
って。そんな話に悩まされた1年やったなと思います。
正直腹立ちもした。なんで?助け求めてるのに助けには知らんぷりなの?まだ足りんのか俺は、俺がもっとかっこよくて強くて優しいヒーローになればいいんかな。
そうやって憤ってた。何もわからなくなった。助けることがエゴなのか。
人の幸せ、少しでもそのマイナスが0になることを願うことがエゴなのかって。不幸になりたい人なんていない。自分の世界が悪い方向に進んで欲しいなんて思う人はいない。それが人の不幸であるから思いやりって言葉がある。
そうやって言ってしまえば何もかもをエゴとうけとれるから余計に。
そういうのも最後までまとまってないから今この文を垂れ流してるんだけども。
結局最後までわからなかった。
ついこないだ別れた女性もそんな人だった。助けを叫んでるのに手を伸ばしたら大丈夫って、自己完結してるから。そうやって突き放されて頭には"?"が浮かんで。何を考えていて、どうなってるのかが全く分からなくなって。っていう結末。
自分の無力さを痛感した1年でした。
20歳がんばるぞ。
いつかそんな人にも掴んでもらうんじゃなくてこっちから飛び込んで掴んで引き上げるくらい力つけて余計なお世話とも言わせへんくらい絶対的な。そんな人になりたい。ヒーローになりたい。
もちろん全てを背負えるわけじゃないからこの手の届く範囲だけ。その範囲だけは絶対に離さない力をつける1年になればいいなぁと思いました。
お話は以上です!
火野映司にはなれない話