ついに好きなバンドを語ってしまおうかの会 #3 「This is the pillows!」
えーっと、タイトル通りです。
いやもう今回語ることなくないか?誰が聞いてもいいって言うやろ。君が好きとか歌っとけば満足するようなヤンキーでも好きやろ………………いや、それは無いわ。ヤンキー、ごめんな。
ということで、どうもすふです。
今回は「the pillows」です。
今年30周年を迎えるバンドで、同い年はスピッツやらミスチル。やべぇな。あまりテレビなどメディア露出をせず、「ロキノン系」と呼ばれるバンドの中でもかなり最初期からオルタナティブの第一線を突き進んできた方々です。
僕が初めてpillowsに触れたのは小学校4~5年生とかでSKETDANCEの文化祭編でスケッチブックが演奏した「Funny Bunny」で、親ともいいよねとは言っていたが、サカナクションやアジカン、フジにホルモン。その辺にぞっこんやった僕は公式でPVの上がってる曲だけで満足していたし、大声で好きとは言えなかった…ところが大学生になりなんの奇遇やらアマプラでフリクリに出会ってしまう。
そっからは早かった。(n回目)
アルバムを3枚借りてハマり、アップルミュージックで全部聞いて完全に落ちた。俺はバスターズになった。
もはやフリクリの話をしたいオタクと化してるんやけど、あくまでpillowsの話を……いや、でもフリクリ(記事末にリンク有)は見てくれ。
はい、それではフリクリを見た方も見てない方も。本題に入ります。
pillowsって不思議、なんですよ。どこかふわふわした感覚をもってるのにしっかりと心に焼き付く。最初「なんか変だな」って思うリフがどんどん病み付きになって、それがとてもキャッチーであることに気づく。僕はpillowsをオルタナティブだと認識しているけれど、メロコアっぽいのもプログレっぽいのもやるしなんしかめちゃくちゃ多彩なバンド。
「1秒先の自分に追いつき追い越したいな」
(その未来は今)
「10歩先を走るその背中、僕に似てるんだ」
(MY FOOT)
「自分の正体を見破って向き合ってるから悲しい嘘はいらないな」
(FreeBee Honey)
こういう歌詞よな。(圧)完全に好きになるのには遅かったけど大学生になって、バイトを始めて、環境の変化に受けたストレスはもちろんあった。自分が救われたバンドの一つであると思う。憧れる歌詞、自分に当てはまる歌詞、物語な歌詞。どれも心にささった。
教室の隅っこで描いてる自由帳。クレヨンで汚しまくって。大人になった今それがどんだけ素敵だったろう。いや、今も素敵だよな。
そんな世界観を僕はpillowsに見出してます。
別に毎日こんなこと考えてるわけじゃないよ。ただ、pillowsは僕にとって、他のバンドだってそう。「そのバンドは僕にとって何なのか。」自分の中での存在に昇華した時、この記事のシリーズは生まれてるからね。
話がそれましたが、pillowsってバンドは作詞作曲のさわおさんの世界観ってのがすげぇ現れてるバンドで、それが自分にハマってさえしまえば、文字をおった時意味不明だったその比喩がストンと腑に落ちる。
恋も愛も苦しみも社会の軋轢も歌にすればいいじゃないか。すげぇポリティカルな曲もある。やっぱりどこまでもロックだった。
This is Rock'n roll!
なんて決め台詞がある。これがロックだ…直訳だとこうだけど暗に「俺がロックだ、これこそがロックなんだ。」って意味になる。
だからこそ、「This is the pillows!」
そう叫びたい。
君の夢が叶うのは誰かのおかげじゃないぜ。
またどこかで。
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